国民健康保険平戸市民病院
平戸市民病院は、平戸島の中央に位置し、安満岳の麓、近くに根獅子海水浴場があるなど自然豊かな環境の中にあります。当院は、開院以来、地域の皆さんが安心して受診していただけるよう、平戸市の中南部地区の医療センターとして二次救急にも対応し、併せて、健康増進、疾病予防、治療、リハビリテーションまでスムーズに受けることができるよう、保健・医療・福祉関係機関との連携を行っています。また、地域医療を支える病院としての役割を果たすため、多職種と連携しながら職員一人ひとりを尊重して運営を行っています。

地域包括ケアシステムへの取り組み
平戸市民病院では、訪問看護・通所リハビリテーション・介護医療院・包括ケア病床の運営において、住民の皆さんが住み慣れた地域で過ごせるよう、地域に密着した看護と医療を提供しています。看護部の理念である「全ての人に心地よい看護を提供する」に基づき、急性期から慢性期、小児から高齢者まで幅広い看護を実践し、切磋琢磨して技術を磨く日々を送っています。28年前の開設当時から、高齢化社会を見据えた地域医療の役割を多職種で協働して担ってきました。病気の人だけでなく疾病の予防と早期発見、健康の保持増進を図るため、親切丁寧を心掛けた健診事業にも力を入れています。”この病院なら安心して受診できる”と皆が思い集まる病院を目指し、職員一同、誇りを持って働き続けられる病院でありたいと思います。未来の看護師、医療職員育成を目指して
少子高齢化が進む中、平戸島の中央に位置する平戸市民病院では、年々、看護師・介護士不足が深刻な問題となってきています。地域医療を守るためには、若手の人材確保が優先と言えます。当院では、ふれあい看護体験として、中高生の職場体験などを積極的に受入れ、若い世代との関わりを持ち、未来の看護師が平戸に帰って来ることを期待しています。 教育体制としては、学研のe-ラーニングを導入し、クリニカルラダーの構築を行っています。新人はもちろん中途採用時もプリセプターが付き、看護技術の確認や知識の習得などのフォローをします。また、特定行為看護師がドクターの代行をする機会も多く、タスクシフトの面でも活躍しています。また、看護学生等に対して、修学資金貸与(無利子)を行っています。
基本情報
開設年月 | 1996年4月 |
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病床数 | 87床 |
職員数 | 151名(うち看護職員64名) |
看護方式 | チームナーシング 受け持ち制 |
外来患者数(1日平均) | 155.9名(R5実績) |
入院患者数(1日平均) | 65.6名(R5実績) |
看護配置 | 一般病棟10:1 |
診療科目 | 内科・小児科・外科・整形外科・眼科・リハビリテーション科・放射線科・救急科 |
お問い合わせ
〒859-5393 平戸市草積町1125番地12
TEL:0950-28-1113