医療法人 昌生会 出口病院
当院は、1966年12月、柿泊の地に開院されました。当院は精神科病院で、開設者の理念に基づき、早期から近隣の小・中学校の生徒さんや家族の皆様との交流を通じて、共生の精神のもと、障害を持つ人々の社会復帰に役立ててきました。 2009年には、認知症疾患医療センターとして、長崎県で最初に認可を受けています。認知症については、軽度認知障害といわれる認知症の前段階の方々に対しての予防活動・外来通院や訪問看護による医療提供・重度認知症デイケアの利用・認知症専門治療病棟での入院治療など、その病態・容態に応じたケア、医療の提供を行っています。

精神療養病棟
精神療養病棟は、ストレスから少し遠ざかり、専門の治療を受けることで再び穏やかな自分の生活を取り戻せるように、医師・看護師・介護福祉士・作業療法士・精神保健福祉士など、さまざまな職種がチームとなって協力し、支援やケアを行っています。治療の一環として、薬物療法のほか作業療法を通して退院に向けての準備も行っています。精神疾患のリハビリテーションでは、活動と休息のバランスを取ることが必要です。作業療法やレクリエーション療法、生活技能訓練により社会生活への適応を目指し、活動性や主体性を高め、自分らしい生活ができるよう支援します。認知症治療病棟
「認知症治療病棟」は、その名の通り、認知症を持つ方に対して、専門的な治療を行う病棟として位置づけられています。病棟に所属する医師・看護師・介護福祉士・作業療法士・精神保健福祉士等の多職種で連携し、患者さんの治療やケア、リハビリテーションを行っています。 具体的には、認知症の精神心理症状により、現在の生活環境での暮らしの継続が困難になり、入院治療が必要になった方に対し、医学的治療(薬物療法・精神療法)や生活機能の向上に向けたアプローチを行う等、集中的ケアを実施し、病状の安定を目指します。 その後、他機関と連携して、在宅や施設等への移行を支援します。
基本情報
開設年月 | 1966年12月 |
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病床数 | 120床 |
職員数 | 172名(うち看護職員53名) |
看護方式 | チームナーシングと機能別看護の併用 (継続受け持ち制) |
外来患者数(1日平均) | 95.2名(2023年度) |
入院患者数(1日平均) | 116.7名(2023年度) |
看護配置 | 精神療養病棟 看護30:1 (看護・看護補助者を合わせて15:1) 認知症治療病棟 看護20:1 看護補助者25:1 |
診療科目 | 老年精神科・脳神経外科・心療内科・精神科・内科 |
お問い合わせ
〒851-1134 長崎市柿泊町2250番地
TEL:095-844-5293