社会医療法人 春回会 井上病院 
長崎医療圏の人口減は今後も進み、2025年には現時点に比べ約40,000人の人口減となります。一方で高齢化は進み、75歳以上(さらに85歳以上)の患者が大幅に増えます。当院の入院患者の年齢分布を予測すると、現在85歳以上の方の比率は25%ですが、2025年には33%に達すると考えられます。斜面地も多く、決して高齢者が暮らしやすいとはいえないこの長崎の地で私たちは、医療人として地域のみなさんに安心を提供できる様に努力し続けます。当法人の社是は「医療を通じて安心を提供する」です。 それぞれのスタッフが、自分が行う医療・介護という仕事を通じて地域の方に安心して生活してもらいたいと思って仕事をしています。 「何かあったら井上病院」そう皆様に思っていただけるような病院になりたいと考えています。

好きこそものの上手なれ
「好きなことは一生懸命取り組み、工夫したり勉強したりするので知らない間に上達する」「好きであることが、上手になるための良策」という例えです。 「患者さんの意思決定を支えること」や「その人らしく生きるための支援」は簡単ではありませんし、その能力も簡単には身に付きません。「小さい頃から憧れて」「何となく」など看護師の資格取得に至る経緯は様々でも、看護を、人を好きでいてほしい・・・日々の看護に楽しさや喜びを見つけて、看護への思いを育ててほしいと思っています。厳しい状況に出会う時、「せっかくの資格だから」よりも「看護が好き」という思いの方が、困難を乗り越えて前へ進む原動力になると思うからです。 ワクワクしながら、自分を信じて、仲間を信じて、患者さんと一緒に・・。私たちと一緒に歩いてみませんか?変化を楽しみながら前に・・
強いものや賢いものが生き残るのではなく、変化出来るものが生き残るとダーウィンが述べています。急性期病院は入退院も多く、1週間ほどの休み明けともなると、患者さんが半分入れ替わっているなんてこともあります。毎日が変化の連続なので、適応力が自然と磨かれます。毎日の変化の積み重ねが時代であれば、世の中や時代の変化にだって適応する力が磨かれて行くはずです。 今年度、「私達ももう少しお洒落がしたい」という若者の意見に動かされて、身だしなみの一部を改訂しました。長い経験や慣習に頭が固くなった私たち大人を「お洒落がしたいなぁ」のさりげない一言で口説き落とす若者には頭が下がります。 皆で、変化を楽しみながら共に前に進んで行きましょう、変化を楽しむ余裕も大事にしながら
基本情報
開設年月 | 1919年 |
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病床数 | 112床 |
職員数 | 374名(うち看護職員187名) |
看護方式 | 固定チームナーシング+受持ち制 セル看護方式+受持ち制(一部) |
外来患者数(1日平均) | 233名 |
入院患者数(1日平均) | 102名 |
看護配置 | 一般病棟7:1 |
診療科目 | 内科・消化器内科・内視鏡内科・循環器内科・呼吸器内科・感染症内科・糖尿病内科・腎臓内科・人工透析内科・老年内科・神経内科・外科・消化器外科・内視鏡外科・大腸/肛門外科・眼科・放射線科・脳神経外科・整形外科・皮膚科・リハビリテーション科 |
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